電子ブザー【電源の回路記号に慣れる】

Last modified on 08/27/2014.

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データシートのPKB24SPCH3601-B0 の表を再度確認してみると、動作電圧範囲は3.0~15.0V の直流電圧(Vdc)(DC: Direct Current)であることが分かります。また、音圧レベルは直流電圧を12V にして10cm 離れた場所で90dB 以上であること、発振周波数(ブザーの音の高さ)は3.6±0.5kHzであること、消費電力は16mA 以下であることなどが分かります。この表では12V のときしか書いてありません。そのため、どれくらいの電圧でどれくらいの音を出るかを知るためにはグラフを見ることになります。横軸は入力電圧(Input Voltage)、縦軸は音圧レベル(Sound Pressure Level)と消費電流(Consumption Current)を示しています。どれくらいの音量が必要であるかが決まれば、それに合わせて電圧を決めることになります。

電子回路の設計では、必要とされる音量の大きさに合わせて電圧を決めます。すなわち、キッチンアラームであれば、起きていて近くにいるはずですから、それほど大きな音量は必要ないので、電圧は3V 程度にします。目覚まし時計に使うときには、眠っているときに起こしてもらわなければいけないので、ある程度大きな音量が必要と考えて、電源は9V くらいを採用します。防犯アラームのように大音量が必要なときには、最大の音を出すため電源は15V にするべきです。このようにして、電源電圧を決定すれば、今回のブザーの回路は完成します。

簡単な回路図の場合、電源を書いて電源の+極から-極までを一周するループで回路図を書きます。しかし、配線が多くなると見にくくなるため、電源やグランドは回路記号を用いて単純化します。このとき、電源の+側を回路図の上側に、-極やグラウンドを下側に書きます。


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