電子オルゴール【IC の端子を区別する】

Last modified on 08/27/2014.

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データシートに記載されている電子回路を利用して回路の設計をします。回路図では電源電圧に3V と記載されています。もちろん、乾電池1 本の1.5Vでも作ることが可能です。IC の回路記号は四角形で表されます。このとき、回路図のピン配置を実際のIC のピン配置と同じように書くこともありますが、配線が複雑になることを防ぐため、IC のピン名称やピン番号を記載して実際の配置と異なるように書かれることも多くあります。

圧電スピーカの名称(External Drive Piezo Transducer)、型番(SPT08)、外形の後に、電気的特性が記載されています。その中に、Max. Input Voltage が30Vp-p と記載されていました。このことは、最大入力電圧のピークピーク値が30V までということです。したがって、今回は乾電池で3V までしか電圧は加わりませんので、問題なく使うことができると判断できます。圧電スピーカには発振回路を内蔵した圧電ブザーもあり、形が似ていますので注意が必要です。今回は発振回路のない圧電スピーカを使います。圧電素子の振動で音が発生しますので、圧電スピーカの片方はIC の3 番ピンのOutput とつなぎ、もう片方は電源の+もしくは電源の-につなげばいいことになります。IC のOutput の電圧の変化で圧電素子が歪み音を鳴らします。


今回の製作では導電性テープを用います。まず、メロディIC の端子がショートしないように左側の端子と右側の端子を直角に曲げます。このとき、根元から曲げてしまうとIC が壊れることが多いため、端子の金属部分を曲げます。次に、箱に電池BOX と圧電スピーカを収納しますので、その配置を決めます。配置が決まれば、リード線が届く位置にメロディIC が配置できることを確認します。問題がなければ配線を始めます。配線は導電性テープで素子の端子をサンドイッチするように貼り付けるだけです。回路図通りに配線でき、ショートしているところがないと確認できたら完成です。スイッチをON にしてメロディが奏でられることを確認します。


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